
今、わたしの中に妙にさわやかな風が吹いている。
なんて、詩的な、ポエマーな書き出しにしてみたが、背伸び感がパねぇ。
まぁ、ようするに、先週末ご招待を受けたマイメン山本の結婚式が素晴らくHAPPYで、
その余韻を今更噛み締めている次第であります。
山本って誰よ?って人は悪いが帰ってくれ!簡単に言うとRYUZO宅の隣の家の人だよ!
小学6年の時、階段の手すりに股がって滑り落りようとした隆ちゃんがカンチョー喰らい
悶絶しながら下の階に落下。頭蓋骨割れそうになってたのはイイ思い出。
そのカンチョーした男こそ山本だったと記憶している。まさに外道!
そんな逸話から分かるように、かれこれ15年以上の付き合いのやつである。ヘイヨー!ホーミー!
で、結婚するっちゅう相手も中学の同級生で、前述のような強烈な思い出はないものの
仲の良い女子の1人として、一緒にジュニアハイスクールデイズを謳歌していたと思う。
驚くべくことに、そんな青臭い時期にお付き合いを始めた2人が、
そのまま今日に至るまで交際を続け結婚に至るっつう事!交際期間は延べ約13年間!!
まさに愛の人である!映画化決定である!
そういう経緯があって、小中からのクサレ縁である松田早川なんかと結婚式に出向いた次第。
ちなみに松田はオールバックにサイドは上方よしお師匠バリに短く刈り込んだ
メキシカンギャングのようなヘアスタイルでキメていたが、スルーさせていただく。
エーイーメン。なんて言って厳かな結婚式も済ませ、披露宴に移動。
乾杯の音頭やら、ケーキカットも終わり、まぁ飲めやってな具合に新郎に祝杯を上げ上げ、
多幸感につつまれた会場の空気にシンクロするべくワインをがぶがぶ飲んでる時である。
「では、ここで友人の方々にもお話を伺ってみましょう」
とかなんとか司会の女性が喋り出したので、イエイイエイと適当に囃し立てていると
あろうことかオレの肩を叩き、そしてこう紹介した。
「上履きで廊下を走る時は誰よりも早かったと言うSUWA様でいらっしゃいます!」
なんだその紹介文!オレの唯一の長所がそれなのか!
つっこむことも出来ずに(なんせ酔っぱらっているからね)
アハ、アハハ…から笑いしていると、すかさずマイクを渡してきた。
いやいやいや!全然暖まってないのに、なぜドヤ顔をしている!
拒んでも拒みきれないので、フリースタイルをかます。ワンツーワンツー。
えーっ、新郎の山本君とは、ちんちんの毛が生える前からの付き合いでして…
新婦の××さんは中学の同級生で、ちょうど2人の交際が始まった時に僕と学校の席が
隣同士になりまして、それはもうノロケ話を散々聞かされたもんでした。
僕も当時の彼女の事で××さんに良く相談した記憶があります。
…まぁその彼女が今日あっちの新婦側の席に来ているんですけどね。アハハ…
事故った!完全に事故った!
「あらあら、びっくり発言でしたねー。ありがとうございましたー」と司会に
徹子の部屋バリにあしらわれるが何とか助かった。
ドンドン!ガチャガチャ!くろやなぎさ〜ん!
席に戻り焦燥しきっていると「じゃあ次は新婦の友人の方に聞いてみましょう」
そう言って司会が肩を叩いたのは、あろうことか当時の彼女。お前ら組んでんもん!
で、新郎新婦の当時の事を話し出す彼女。
あれ?あれだけ前フリしたのに俺の事一言も喋らないなー。なんでかなー。
思い出したくない過去なのかなー。でも今日は本当にイイ天気だなー。
そのまま魂が成層圏まで突き抜け、身体に戻ってきた時には2次会になってましたとさ。
【教訓】
友人代表スピーチは前もって教えとくべし。
あん時、あの娘のこと好きだった。あいつとあいつが付き合ってた。とか言う類いの話で
キャッキャッ盛り上がり、なんだかんだ朝まで3次会でした。その彼女も来たw。
翌日は鼻歌で『ずっと好きだった』歌いながら仕事したのは言うまでもないッス。
久々に卒アル開いて、ゾッとしてみよっかなー。